最近みた作品
最近、モニターを買ったおかげで、映画鑑賞が捗っています。
やはり画面が大きいとテンションあがる。28インチなのでそんなに大きくないと思われるかもしれませんが、いつもipadを使っているわたしからしたらかなりの進化。
仕事が終わったら、Filmarksを開いて、良さそうな映画を探してます。
先週末は、ヤクザものを二作連続で観てしましました。
今まで綾野剛ってそこまでかっこいいと思っていなかったのですが、映画二本観たらすっかり大ファンに(単純)。綾野剛ってダークな役が似合うなぁ。
ヤクザと家族は評価が高くて気になってなんですけど、時代の移り変わりと共に組織も変わっていかなければいけない部分とか現代社会をまさに表していて、考えさせられるものが多くありました。
もちろん犯罪とか反社会的なことはよくないし、それを許しているわけではないけど。
ただ、悪は絶対悪いとする現代の過激な報道だったり、誹謗中傷などには思うところがあります。正義を振りかざせば何やったっていいってわけじゃない。。。
実話ではないので、あくまでこの作品の中のヤクザについては同情する部分もありました。刑期を全うし社会でやり直そうとしても、できないのがいまの世の中。昔ヤクザだったからってずっと白い目で見られて、住む場所、名前を変えて生きていかないといけないなんて。ヤクザの5年ルールっていうものが存在することをこの映画で初めて知りました。信用情報とかってなかなか取り戻せないものなんですね。しかも、その5年を乗り越え。平穏を取り戻せたとしても、それがいつ壊れるかもわからない。ネットで晒されれば一瞬で今までの努力が消える。映画の最後のシーンには衝撃を受けました。悲しさも感じました。でも、これが現実なんだろうなぁと納得もしました。
綾野剛に引っ張られて鑑賞したこちら。この作品はヒューマンストーリー要素皆無。最初から最後まで主人公には全く共感できなかったし、どんどん落ちていく姿を見て悲しくなりました。組織が腐っていると、自分も腐るんだな。朱に混ざればってやつ。一番エグいのはこれが実話ベースってとこです。日本の警察の負の歴史ですね。
しかし、この作品らを見て改めて綾野剛の演技力の高さを知りました。恐ろしい俳優・・・!
わたしが知っているのは『コウノドリ』の鴻鳥サクラ先生だったので、アウトローとは真逆すぎて、イメージと全く追いつかなかったです。。新たな一面をしれてよかった。
今後もいろんな作品を追っていきたい俳優さんになりました。